コストを回収する期間をシミュレーションする

太陽光発電システムの導入を検討している方の中には、その費用の高さに導入を迷っている人も少なくはありません。
太陽光発電システムの設置にかかる費用の内訳としては「発電システム本体の値段」「設置工事費」がかかってきます。
ただし、システムの本体価格はメーカーによって金額が異なり、モジュールの設置枚数、屋根の形状や素材、照射状態による設置条件などによっても費用は異なってきます。
また、国と自治体から補助金が出る制度もあるので、それを考慮しても家庭によって費用差は出てきてしまうでしょう。
実際に160万円程度で済む場合もあれば、240万円もかかってしまうこともあり、それ以上の場合もあります。
導入コストがある程度高いのは仕方がないにしても、問題はどのくらいの期間で初期投資費用を回収できるのかということです。
コストの回収期間によって太陽光発電システムを導入して損をする人と得をする人に分かれてしまいます。
そのため、導入を検討する時には、設置費用に対してどのくらいの期間でコストが回収できるのか、収支の割合を理解してから導入することをオススメします。
計算式としては・・・コスト回収期間=「初期投資費用」÷「年間の削減光熱費(売電含む)」となります。
まずは、見積りで初期投資用を把握して、年間の削減光熱費は相場を当てはめて考えてみることです。
例えば、年間の削減光熱費の相場は約14万円程度だとされているので、初期投資費用が220万円だった場合、「220(万円)」÷「14(万円)」=「15.71・・・」となります。
つまり、220万円の太陽光発電システムを導入したら約16年でコストが回収できるというシミュレーション結果が出ました。
ただし、上記の回収期間はあくまでも目安です。
一口に太陽光発電で光熱費を削減すると言っても、「昼間は売電して夜間は買電をする」もしくは「蓄電装置を取り付けて、家庭内の電力を自家発電で全てまかなう」という利用方法の点で違いがあり、さらに家庭ごとに電力消費量も異なってくるので必然的に条件は異なります。
どういった条件で発電した電力を利用するのか、その点も含めてシミュレーションしてみる必要があります。